どうも、超人太郎です。
私の果たすべき使命は、哲学者ニーチェの言うところの、超人になることだ。
それこそが私の、原点にして頂点の望みでもある。
ならばそれを実現しようではないか。
叶えようではないか。
ここで我は今、一つの野望を持つ。
末人たらんとする烏合の衆、それを尻目に感慨の愉悦を貪る人生。
それを切望してやまぬ腹黒さを秘め、超人へと歩む茨の道。
なんという、道楽の時間が為す所業の愉快さか!
だが、なんと卑しいことだろうか。
どんなに貧しい暮らしをしていても、私の心、それだけは陳腐の欠片も持つまいとしていたのに。
私は今、人間的階級の概念に支配されようとしているのだ。
ああ、口惜しい。
ああ、もどかしい。
私は一人、ここで雑音を吐露している。
これではいささか快楽に乏しい。
なぜか?
有言実行に動かぬからだ!
ならばそう努めるに越したことはない。
永遠回帰の原点回帰に時を戻そう。
思考するのみ。
行進するのみ。
実現するのみ。
さあ、行こう。
強靭の魂を手に入れ、今だかつて何人も辿りつけぬ頂きの景色へと、参ろうぞ。
これよりは険しくあり、また血反吐の日々になることだろう。
だが安心して刮目をせよ。
栄光の旋律はいつでも我らを待っているからだ。
全身全霊を持ってして、前進あるのみぞ!
己が鼓動を高ぶらせ、腰についた二本の棒を轟かせるのだ!!!
THE END...。