ニーチェになりたい男のたわごと

日々の日常の事とか

多分、昔見た国語の教科書に書いていた話です

どうも、超人太郎です。

 

勉強は大してしてきてはいないけど、時々気が向いたら教科書を眺めていたりしていました。

不登校になって家にいた間に、せめて教科書をパラパラっと見るくらいはしなさい、と母に言われたから嫌々ながらも見てはいました。

これがまぁ、ぼんやりと特段目的も無く捲っていた訳です。

その時に、ちょっと興味深い話だなと思うことが書いてあったのです。

その話のタイトルを今となっては思い出せないのですが、部分的になら覚えています。

 

確か、何かの事業の社長さんを主軸とした話です。

もっと言うと、その社長さんが人を雇う時の採用基準をどうしているのかについて書かれたものだったと記憶しています。

それで、その社長さんの採用基準が中々変わったやり方で、興味深くて面白いなと感じたのです。

 

それが、「面接に来た人を、定員になるまで先着順で雇う」のだそうです。

 

普通は学歴を重視したり、資格や能力、その人の人間性等から判断して採用するやり方が一般的にイメージされると思います。

なのにこの社長さんは「先着順で採用」しちゃうんです。

中々面白くないです?

僕としては少なくとも、これを見た当時から今の今までずっと、脳裏に焼き付くほどに興味深くて衝撃的なことでした。

 

ただ肝心なところの、どうしてこういうやり方にしようと思ったのかを忘れてしまったのです。

なので覚えている部分で、この話に出てきたエピソードを一つご紹介します。

 

件の通りに、先着順にきた方を面接をして雇いました。

その中の一人に、学生時代から数学が大の苦手なのだと言う話をした人がいました。

それからしばらくして、もうその時にはバリバリ働けるようになっていた数学が苦手だと言う人に「ちょっとやってごらんよ」と社長は言い、その人に数学の問題集を渡しました。

そうしたら、その数学が苦手だと言う人はスラスラと数学の問題を解いていくのでした。

その数学が苦手な人は、数学の問題をやってみたら意外にも解いていけることが自分でも驚いているようでした。

そしてその人が言った言葉が「どうして今まで数学が出来なかったのだろう」と言いました。

それから数学に対して苦手意識を持っていたけど、本当は出来ると分かってからは数学が好きになったとその人は言いました。

その人は本当は数学が出来ると分かってからは、自信を取り戻せたようで前よりも生き生きと働けるようになったそうです。

 

 

色々とうろ覚えな所もありますが、大まかにはこんな感じのエピソードです。

 

僕はこの教科書に書いていた話を通して、学んだ教訓があります。

それは

「人という存在は、人であるというその時点ですでに価値ある存在であり、無限の可能性を手にしている」と学ばせて貰いました。

 

 

実は今日の話は、昨日書いた記事からのちょっとした続きのつもりで書いていました。

一応、これが昨日の記事のリンクです。 

choujintarou.com

よければ見てみてください。

 

それではこの辺で終わりにさせて頂きます。

ここまで読んで頂きありがとうございました。